弊社が開発した手洗い洗車の最適化ツール「WASHMAN(ウォッシュマン)」は①洗車品質向上、②時間短縮、③疲労軽減、④安全性向上の4つのメリットをコンセプトにつくられた手洗い洗車専用ツールです。おかげさまで日本全国の整備工場、カーディーラー、ガソリンスタンドなどの多くの洗車の現場でご採用いただいております。
現在の製品の原形となる洗車モップを開発したのは今から10年以上前のこと。まだカーアフターマーケットの世界では洗車への注目度は低く、お客様からは「洗車は車検のおまけぐらいのものだし、こんな道具はいらない。」「洗車スタッフがいるから別に速く洗車する必要はない」などといった否定的な声がほとんど。苦しい時間が続きましたが、最近では洗車を取り巻く状況が一変し、あれだけ否定されたことが嘘のように思えます。
メンテナンスパックやカーリースなど、売り方や売り場の変化によって、洗車は“おまけ”ではなく、お客様とのタッチポイントを増やすための“きっかけ”となる重要なポジションの商品メニューとなりました。また、現場は深刻な人手不足。洗車のスピードアップやスタッフの定着率を高めるための環境づくりが必要となっています。それらの業界環境変化が、「WASHMAN」がヒットした大きな要因ではないでしょうか。
話は変わりまして、この夏は某商社の全国縦断イベントで洗車ビジネスのセミナー講師として登壇させていただきました。地域の有力ディーラーや商社の幹部の方々に向けてトークをするなんて数年前までは考えもしなかったことです。中には成功事例として挙げたお店や会社に興味を持ち、実際に現地視察を申し込まれた経営者の方もいらっしゃいました。
セミナーのタイトルは「洗車は最強の集客商品」。お客様に車の美容に対する意識を高めてもらい、定期的に洗車で来店するようなお店を目指しませんか?といったお客様とのコミュニケーションの仕方や仕組みの話が中心です。商品のスペックやプライスなどの“売りたい話”はほとんどしません。どんな優れた道具を用意しても、目的や目標を具体的に決め、スタッフに浸透させなければ、「洗車は最強の集客商品」を実現することは絶対にできませんからね。
「なぜ洗車をお客様に提供するのか?」を徹底的に理解してもらうことからはじめる。そうすれば必ず洗車を最適化し、最強の集客商品として成果をあげることができるはずです。
コメント